やる気は不要?行動するために唯一知っておくべきこと
「やる気が出ないから、行動できない。」
「やる気がでなかったから、やらなかった。」
あなたのお子さんは、行動しない理由をこんな風に言っていませんか?
お子さんが「やるべき」とか「やった方がいい」と分かっている場合、有効な方法があります。
それは、「やる気を出しなさい。」というのではなく、シンプルに「やれ。」と声をかけることです(^^)
まず、勘違いしている方が多いので、確認しておきます。
【やるべきこと/やった方がいいこと】
これがまずあり、
それをやるための【やる気】を出し
それが【行動(やる)】につながる。
こんな風に捉えていませんか?
だから、あなたはお子さんに「やる気を出しなさい。」と声をかけてしまうのです。
行動するために「やる気」は本当に必要でしょうか?
あなたは毎朝「やる気」を出して布団から出ていますか?
「やる気」を出して朝食を準備?
「やる気」出してお掃除/お洗濯?
「やる気」を出して・・・
「やる気」ではなく、「(自分が)やらなきゃいけない」から「やる」のではないですか?(中には、やる気に満ち溢れて行動されている方もいらっしゃると思いますが・・・)
という訳で、これからは「やる気を出しなさい。」ではなく、シンプルに「やれ。」と声をかけましょう(^^)
・・・ちょっと乱暴な言い方過ぎたでしょうか。
でも、この話、子供たちには結構ウケるんですよ。
子供達も「やる気が出れば、やれるのに」と勘違いしています。
だから、「やる気なんていらない!やれ!それのみ!」と伝えると、意識のポイントが変わり、楽になるようです。
そして、「やる気が出なくてやれなかった」と言い訳できなくなります。
言い訳がなくなると、自分の行動について、真っ直ぐ考えられるようなります。
やる気は不要で、やればいいだけ。
「やれなかった」ではなく「やらなかった」を選択した。
自己選択していることに気づかせてあげると、自分で考えて選択し行動する場面が増えていきます。
だから、何かをやらせることよりも、「やる」「やらない」を自ら考えて選択する思考力を鍛えることが大切です。
以上が、「やるべき」とか「やった方がいい」と分かっている場合、有効な方法でした。
次回は、分かっていない場合の対処法をお伝えします。
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